LISOSKINに込めた
思いと開発秘話

こんにちは、わくたです。
 
今回は、なぜくすり屋である私がLISOSKINの開発をしようと思ったのか?
についてお話ししていきます。
私が化粧品の開発に興味をもったのは、
アトピーや敏感肌に関する情報発信をはじめてから1年半ほどが経過してからです。
もちろんSNSでスキンケアに関する発信をしていましたし、
自分自身もアトピー肌ですから当然化粧品自体には興味を持っていましたが
まさか自社で化粧品を開発し、ブランド展開をするとは夢にも思っていませんでした。
そんな私がLISOSKINを開発することになった理由、それはある違和感。
もっと具体的にいうと「研究」と「世の中」のギャップに気づいた頃からです。

敏感肌に足りないものと世の中に足りないもの

アトピーや敏感肌・乾燥肌のスキンケアについての文献を読み漁ると、
どうやら肌荒れを起こしやすい人のお肌は、そのバリアを担うセラミド(細胞間脂質)やNMF(天然保湿因子)、そして皮脂膜が肌荒れをおこしにくい人と比べて少なかったり、その中身が異なっているらしいという事はすでに常識となっているようでした。
つまり肌荒れを減らしていくにはバリア機能を担うセラミド・NMF・皮脂膜を正常に戻していくことがポイントであると言うことです。
しかし世の中を見てみると、セラミドはおろか、PCAやアミノ酸を中心としたNMF、そしてスクワランやワックスエステルを中心とした皮脂膜をサポートするような保湿成分を十分に配合している化粧品はほとんど見当たりません。
また、仮にセラミドなどが配合されていても、そもそも全身的に保湿をする必要がある私のような肌質の人間に対して、世の中にある保湿剤化粧品は基本的にお顔のみへの使用を前提としているので、あまりにも量が少なすぎるものがほとんどでした。
これだけアトピーや敏感肌・乾燥肌の研究が進んでいるにもかかわらず、その研究成果が使用される保湿剤・化粧品にほとんど反映されていないのです。
(これは開発中に知ったことなのですが、”超敏感肌向けの全身用保湿剤”と言うのは、いわゆる化粧品の中では非常にニッチなジャンルであり、低刺激性や効果の検討など商品開発の手間を考えるとメーカー各社は手を出しづらいジャンルだったそうです。)
アトピー肌や敏感肌・乾燥肌の研究がこれだけ進んでいて、その中でセラミドなどの細胞間脂質、NMF、皮脂膜など角層バリアの重要性が明らかです。
それならば、角層バリアケアに特化したスキンケアアイテム、そして超敏感肌の方でも使いやすいスキンケアアイテムを作りたい。
私と同じように自分の肌で悩む方々が、肌荒れで悩む時間を減らす。理想の日々を手にいれるお手伝いができるはずだと思い、LISOSKINの開発を決意したというわけです。

まだまだ生まれたばかりのブランドではありますが、トータルケアミルクは多くの方にご愛用いただきたくさんの嬉しいご感想も頂いております。
これからも皆さまのお肌のトラブルや悩みの解決にLISOSKINがお役に立てるように、日々の情報発信と商品開発に取り組んで参ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。