こんにちは、わくたです。
今回は、あなたの赤ら顔を悪化させる可能性のある7つの原因について詳しく解説していきます。
赤ら顔や肌の赤みに悩んでいる方は、主作や主作用皮膚炎などさまざまな原因が考えられますが、治療をしてもなかなか改善しない場合は、日常生活の中で知らず知らずのうちに悪化要因に触れている可能性があります。
ぜひ今回の内容を参考にして、お肌の赤みの原因を少しでも減らしていただければ幸いです。
赤ら顔の原因① 紫外線
紫外線は、肌の炎症や乾燥を引き起こし、結果として血管が拡張し、お肌の赤みを悪化させる要因の一つです。特に主作や主作用皮膚炎の方の場合、紫外線による酸化ダメージが皮膚常在菌を活性化し、免疫を刺激することで症状が悪化することがわかっています。
また、紫外線はシワやシミを形成するだけでなく、真皮層への影響により血管拡張を引き起こすことが報告されています。赤ら顔を防ぐためには、日焼け止めの使用や帽子・日傘などを活用し、しっかりと紫外線対策を行うことが大切です。
赤ら顔の原因② ホルモンバランスの変化
特に女性に多く見られるのが、生理周期や更年期などのホルモンバランスの変化による影響です。ホルモンは血管の収縮・拡張に関与しているため、ホルモンの変動が自律神経に影響を与え、赤ら顔の悪化につながることがあります。
生理不順や更年期症状とともに赤ら顔が気になる場合は、皮膚科の治療と並行して婦人科を受診し、ホルモンバランスを整える治療を検討するのも一つの方法です。
赤ら顔の原因③ ストレス
精神的な緊張や興奮、不快感が強いときには顔の赤みが出やすくなります。これは、毛細血管が自律神経の影響を受けるため、ストレスによって血管拡張が引き起こされるためです。
ストレスが続くと、赤ら顔の症状が悪化しやすくなるため、瞑想やマインドフルネス、カウンセリングなどを活用し、セルフケアを行うことが重要です。
赤ら顔の原因④ バリア機能の低下
赤ら顔は、真皮の血管が拡張することで目立ちますが、肌の表面である表皮のバリア機能が低下することで炎症が起こり、赤ら顔を悪化させることもあります。
スキンケアでは、
- 天然保湿因子（NMF）
- 細胞間脂質の主要成分であるセラミド
- 皮脂膜をサポートする成分
これら を含んだ低刺激のものを選ぶことが大切です。また、スキンケアのやりすぎや刺激の強い成分を使用すると、かえって赤ら顔が悪化することがあるため注意しましょう。
赤ら顔の原因⑤ 食事
食事も赤ら顔を悪化させる要因となることがあります。特に以下の食品には注意が必要です。
- 香辛料（唐辛子、スパイスの効いたカレー）
- 酸味の強い食べ物（りんご、オレンジなど）
これらの食品を摂取すると体温が上がり、血管が拡張しやすくなります。頻度を控えめにすることで、赤ら顔の悪化を防ぐことができます。
赤ら顔の原因⑥ 急激な温度変化
寒いところから暖かいところ、またはその逆の環境に急に移動すると、血管運動が活発になり赤ら顔を引き起こしやすくなります。
特に冬場は、
- お風呂や脱衣所を事前に温める
- 室内の温度を上げすぎない
などの工夫をすると、赤ら顔の悪化を防ぐことができます。
赤ら顔の原因⑦ ステロイド
酒さや酒さ用皮膚炎の方にとって、ステロイドやプロトピック、コレクチム軟膏などの外用薬が症状を悪化させることがあります。これらの薬が赤ら顔を引き起こす可能性があるため、使用を続けているにもかかわらず症状が悪化している場合は、皮膚科を受診し、適切な治療法を相談することが大切です。
まとめ
赤ら顔の原因はさまざまですが、以下の7つの要因が大きく関与していることがわかります。
- 紫外線：紫外線による炎症と血管拡張
- ホルモンバランスの変化：女性に多い影響
- ストレス：自律神経の乱れによる血管拡張
- バリア機能の低下：肌の炎症と赤みの悪化
- 食事：香辛料や酸味の強い食べ物の影響
- 急激な温度変化：血管の過剰な収縮・拡張
- ステロイド：主作・主作用皮膚炎の悪化要因
お肌の赤みを改善するためには、これらの悪化要因をできるだけ減らすことが重要です。赤ら顔の治療には時間がかかることが多いため、皮膚科での診断を受けつつ、日常のスキンケアや生活習慣を見直していきましょう。
